「このケース欲しいな~。」
刺繍糸売り場の前で思うことはいつもこれ。
糸も欲しいけど、美しく色分けされた収納箱も欲しい!
この収納箱が私の裁縫部屋にあったら・・・もっと思い切った素敵な作品が作れるはず!
なんて思いながら糸よりもまずは収納箱を眺めてしまいます。
とは言え、今使っている収納箱もすごく気に入っています。
今日は私のお気に入りの収納箱について少しだけご紹介します。
私のレトロな刺繍糸の収納箱
私の収納箱は数年前に廃校になった近くの小学校から頂いたものです。
その場にいた方々から「そんなものを何に使うの?」と呆れ顔で聞かれましたが、目にした瞬間にこの箱の将来は決まったのでした。
刺繍糸は作品を作るごとに増えていくので収納が追い付かないことがあります。
でも、そこをなんとか面倒がらないことが大事!
片付け・収納ができたら作品作りの効率が上がり、より一層いい作品ができると思うのです。
収納箱として私が大切にしていることは3つ。
①使いやすいこと
このレトロなタンスカンは持ち運びに便利。
作るものが決まったら必要な道具だけを入れます。(刺繍糸、針、刺繍枠、ペン、ハサミなど)
ひとまとめにしたら運びやすくて作業がしやすいからです。
裁縫部屋でしたり、お茶の間でしたり、デッキでしたり、その日の気分にあわせて選んだ場所に収納箱を持っていきます。
②糸が選びやすいこと
もともと三つに仕切ってあったので、右側に針、ハサミ、ペンを入れ、真ん中は更に仕切って糸を色別に分けて入れました。
左側は友人からの頂き物。
cosmo30 番の縁どり糸です。
細い糸ですが二本どりと三本どりとあるのでとても使いやすいです。
糸の色が一目でわかること、色別に分けたことで色選びが簡単です。
③見た目の美しさ
片付け上手は刺繍上手。
収納箱を開けた時、鮮やかな刺繍糸たちが「待ってました!」とばかりに私を見上げたらそれはもうたまりません。
素早く作品作りに取り掛かれるというものです。
見た目の美しさは刺繍の腕を上げることにも繋がります。
私の収納箱はとても古くてちょっと汚い感じもしますが、初めて会った時の印象のままとても魅力のある箱です。
いい仕事をしてくれています。
ウッドピンチに巻く-余った刺繍糸の保管方法
刺繍糸は基本6本の糸が束になっています。
必要な分だけ切って、刺繍するものによって2、3、4本どりに分けて使います。
糸を最後まで使い切るのはなかなか難しく中途半端に残ってしまいます。
そんな糸の保管にウッドピンチを使っています。
ウッドピンチは百均で購入できます。
大小さまざまなので自分の収納スペースに合わせて使い分けることができます。
巻き終わった糸の最後の部分はクリップで挟めるので、次に使う時、糸が取り出しやすいです。
空き瓶や空き缶に入れるととてもかわいらしくてお部屋のインテリアにもなりますが、私は色別に分けて糸を選びやすいようにしています。
百均にもいいケースがありますが、丁度良いお菓子の箱があったので、今はそれを活用しています。
試行錯誤を楽しむ-刺繍糸の保管方法も様々
今はウッドピンチですが、以前は同じ大きさに切った厚紙に巻いていました。
紙が劣化した頃、見た目の美しさとモチベーションを上げるためにウッドピンチに変えました。
最近は刺繍糸ホルダー、糸巻カード、アクリルケース収納、三つ編み収納、クリアポケット、ジップロックなど多くの収納方法があります。
所有している本数に適した収納、取り出しやすさと見やすさを試行錯誤しながら自分に合った収納方法をみつけていくことが楽しみのひとつでもあります。
娘からの刺繍糸のプレゼント
娘から刺繍糸のお届け物がありました。
cosmo25番40色。COSMO セット コスモ地刺し向きカラー25番刺繍糸セット
欲しかった色がいっぱい入っています。
勿体なくて使えないのが本音ですが、娘の期待に応えて春の小物を作ることにしましょう。
この40色をどう収納するか、また楽しみがひとつふえました。
もう少しの間、娘からもらったまま飾っておきながら少しずつ使うことにします。
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